day by day: 『MICHIGAN HANDLE』

2020年02月24日

『MICHIGAN HANDLE』

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『MICHIGAN HANDLE』
size : 80mm

製作に纏わるストーリー:
90年代初頭から半ば、日本は空前のバスブーム前夜。
何かが変わろうとしていた。
頑固な僕らトップウォータープラッガーはそんなブームに逆らうかの如く、
とことんアメリカンスタイルに執着していた。
僕らのお決まりは6フィートのグラスロッドにチャンピオングリップ。
そしてアンバサダー5000番台。
リールハンドルはもちろんコーデルのパワーハンドルだった。
その頃は、インターネットの普及もまだまだ。
もちろんオークションなんてない時代。
これらの道具はアメリカに直接行って探すか、
まだまだ少なかったオールドタックルを扱うショップで買うか、
もしくはインターネットで外国人と直接交渉するか、
それぐらいしかなかった。
田舎もんの僕らは安物パソコンと辞書で、
必死にアメリカ人との交渉に乗り出した。
なんて情熱はいまも変わらないが。
そして遂に憧れのアンバサダー5500のオレンジをミシガンのおじさんから譲ってもらった。
アメリカはミシガンから直で送られてきたリール。
それを手にした時のあの感動は今も忘れない。
そしてもう一つの興奮。
そこに装着されていたパワーハンドルが最高にかっこよかった。
そのハンドルはabuオリジナルでもコーデルでもないパワーハンドル。
リテーナーが異様に無骨。
惚れた。
一目惚れ。
その後、
このパワーハンドルと同じものを探したが、
全くみつからない。
いまだ見つからない。どこのメーカーかも、
どこで造られたのかも全く不明。
わかってるのはミシガンからやってきたことのみ。
そこで、いつしか、
そのハンドルをミシガンハンドルと呼ぶようになった。
時は経ち、何故か今、釣具屋をやっている。
この20数年ほどで、
日本の釣り道具はとても魅力を増した。
そこで思い立ったのだ。
あのミシガンハンドルをここ日本で造ったらええやん。と。
そして日本屈指のプロダクトに依頼。
遂に、あのミシガンハンドルが現代の技術とアレンジで、
より実戦的道具として復活!!

刻印なし。ただただ無骨。
渋すぎるパワーハンドル ここに復刻。

昨年の真夏の異種格闘技戦『outing osaka 2019』開催に合わせ復刻したミシガンハンドル。
多くのリクエストに応え同じことはやりたくない信念を捻じ曲げての製作でした。
しかし2時間前のことを忘れる人間ですが!(笑)
あんなにたくさんあったのにあとラスト4本。
お見逃しなく!

全国のバスマンに夢とロマンと、
素敵な愛読書をお届けするウェブショップ『MARKET』にて発売中です!

posted by ロットン at 22:50| 大阪 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする